武岡 誠人 自己紹介へ

ファミリークローゼットで後悔しないために|広さより大切な配置の考え方

公開日:2026/06/18(木) 更新日:2026/06/20(土) 家づくりのこと

STORAGE COLUMN

ファミリークローゼットで後悔しないために

広さより大切な、配置の考え方

収納は、広さだけでなく「どこにあるか」が大切です。

ファミリークローゼットは便利な収納ですが、配置を間違えると使いにくく感じることもあります。大切なのは、家族の動き方や洗濯動線に合わせて計画することです。

家づくりで人気が高い収納のひとつが、ファミリークローゼットです。

家族の衣類やバッグ、日用品をまとめて収納できるため、片付けやすい家にしたい方、洗濯物をしまう手間を減らしたい方からご相談をいただくことが多くあります。

特に、共働きのご家庭や子育て世帯では、毎日の洗濯物や身支度のしやすさが暮らしやすさに直結します。

ただし、ファミリークローゼットは「広ければ便利」というものではありません。場所や動線を考えずにつくると、思ったより使いにくい、家族の動きが重なる、湿気がこもりやすいといった後悔につながることもあります。

この記事では、ファミリークローゼットで後悔しないために、広さよりも大切な配置の考え方をご紹介します。

この記事で分かること

  • ファミリークローゼットで後悔しやすいポイント
  • 広さより配置が大切な理由
  • 洗濯動線・帰宅動線との考え方
  • 富山の家づくりで収納計画を考えるポイント
  • Q-etで考える、ちょうどいい収納計画

ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットとは、家族の衣類や持ち物をまとめて収納するスペースのことです。

それぞれの個室に収納を分けるのではなく、家族で使う収納を一か所にまとめることで、洗濯物をしまう手間を減らしたり、朝の身支度をしやすくしたりできます。

たとえば、ランドリールームの近くに配置すれば、洗う・干す・しまうまでの流れが短くなります。玄関近くに配置すれば、コートやバッグ、外出用品をしまいやすくなります。

このように、ファミリークローゼットは配置によって使い方が大きく変わる収納です。

POINT

ファミリークローゼットは、家族の暮らし方に合わせて配置することが大切です。
何をしまうのか、いつ使うのか、どこから出入りするのかを考えることで、使いやすさが変わります。

後悔しやすいのは「広さ」より「配置」です

ファミリークローゼットでよくある後悔は、収納量が少ないことだけではありません。

むしろ、広さはあるのに使いにくい、動線から外れていて結局使わない、家族の動きが集中して混雑する、といった配置に関する後悔が起こりやすいです。

収納は、使う場所の近くにあることで便利になります。

衣類をしまう収納なら、洗濯動線とのつながり。 コートやバッグをしまう収納なら、玄関や帰宅動線とのつながり。 パジャマや下着をしまう収納なら、洗面脱衣室や浴室とのつながり。

何をしまう収納なのかによって、適した場所は変わります。

よくある後悔 考えたいこと
洗濯物をしまう場所が遠い ランドリールームや物干しスペースとの距離を確認する
朝の身支度で混雑する 出入口の位置や通路幅、家族の動き方を考える
収納が広いのに片付かない 何をどこにしまうか、棚やハンガーパイプの使い方を決める
空気がこもりやすい 湿気や換気、空気の流れにも配慮する

洗濯動線とつなげると、家事がしやすくなります

ファミリークローゼットと相性が良いのが、ランドリールームや室内干しスペースです。

洗濯機から物干しスペースへ、乾いた洗濯物をそのままファミリークローゼットへ。こうした流れが短くなると、洗濯後の片付けがしやすくなります。

特に、子育て世帯では毎日の洗濯物の量が多くなりやすいため、「しまう」までの動線を短くすることが家事ラクにつながります。

ランドリールームをつくる場合は、干す場所だけでなく、その後にどこへしまうかまで考えておくことが大切です。

01 / WASH

洗う

洗濯機まわりに、洗剤やタオルをまとめやすくします。

02 / DRY

干す

室内干しや乾燥機の使い方に合わせて、干す場所を考えます。

03 / STORE

しまう

ファミリークローゼットが近いと、片付けの負担を減らしやすくなります。

帰宅動線とつなげる考え方もあります

ファミリークローゼットは、ランドリールームの近くだけが正解ではありません。

玄関や土間収納の近くに配置することで、帰宅後にコートやバッグ、帽子、雨具などをしまいやすくする考え方もあります。

富山では、雨や雪の日に濡れた上着や外用品を持ち帰ることもあります。玄関まわりに収納があると、リビングに持ち込むものを減らしやすくなります。

一方で、衣類全般をまとめてしまう場合は、玄関近くだけでは洗濯動線から遠くなることもあります。

帰宅動線を優先するのか、洗濯動線を優先するのか。どちらを重視するかによって、ファミリークローゼットの配置は変わります。

CHECK

収納したいものによって、最適な場所は変わります。

普段着を中心にしまうのか、コートやバッグをしまうのか、タオルや下着もまとめたいのかを整理しておきましょう。

配置パターンごとの特徴

ファミリークローゼットには、いくつかの配置パターンがあります。

どの配置が良いかは、家族構成、洗濯の仕方、生活時間、土地条件、建物の大きさによって変わります。

配置 特徴
ランドリールーム横 洗濯後の片付けがしやすく、家事ラクにつながりやすい配置です。
洗面脱衣室の近く 入浴後の着替えやタオル収納と相性が良い配置です。
玄関・土間収納の近く コート、バッグ、外用品をしまいやすく、帰宅動線に合います。
寝室・個室の近く 朝の身支度や衣替えがしやすく、個人の衣類管理に向いています。
1階の中心に配置 家族全員が使いやすい一方で、動線が集中しすぎない工夫が必要です。

広さを決める前に、収納するものを決める

ファミリークローゼットを考える時は、最初から「何畳必要か」を決めるのではなく、何を収納したいのかを整理することが大切です。

普段着、仕事着、子どもの服、制服、下着、タオル、パジャマ、季節もの、バッグ、コート、日用品。

収納したいものが明確になると、ハンガーパイプが多い方がよいのか、棚が多い方がよいのか、引き出し収納が必要なのかが見えてきます。

広い収納をつくっても、中の使い方が決まっていないと、物が積み重なり、かえって片付けにくくなることもあります。

VIEW POINT

  • ハンガーで掛ける服が多いか
  • 畳んでしまう服が多いか
  • タオルや下着もまとめるか
  • コートやバッグも収納するか
  • 子どもの成長後も使いやすいか
  • 通路幅や出入口の位置に無理がないか

湿気や空気のこもりにも配慮する

ファミリークローゼットは、衣類をまとめて収納する場所です。

そのため、湿気や空気のこもりにも配慮したいところです。

特に、ランドリールームや洗面脱衣室の近くに配置する場合は、洗濯物や水回りの湿気が気になりやすくなる場合があります。

富山では雨や雪の季節、部屋干しの多い時期など、湿気が気になりやすい場面もあります。収納計画では、棚やハンガーパイプの使い方だけでなく、空気の流れも一緒に考えることが大切です。

WB METHOD

収納計画では、湿気や空気の流れも大切です。

WB工法は、室内の空気だけでなく、壁の中の湿気にも着目した住まいです。部屋干しや収納のこもり感が気になる方は、空気環境も含めて家づくりを考えてみてください。

Q-etで考える、ちょうどいい収納計画

丸和ホームのセミオーダー住宅Q-etでも、ご家族の暮らし方に合わせて収納計画を考えることができます。

ファミリークローゼットをしっかり設けるのか、各部屋の収納を重視するのか、ランドリールームや洗面脱衣室とつなげるのか。

建物の大きさやご予算、土地条件に合わせて、無理のない収納計画を立てることが大切です。

Q-etは、自由設計の楽しさと分かりやすい家づくりを組み合わせた住まいです。収納も、暮らしに合わせて「ちょうどよく」整えることで、毎日の片付けや家事がしやすくなります。

MARUWA HOME

丸和ホームでは、収納量だけでなく、動線や暮らし方に合わせた収納計画をご提案しています。
ファミリークローゼットをつくるかどうかも含めて、ご家族に合う使いやすい間取りを一緒に考えます。

まとめ

ファミリークローゼットで後悔しないためには、広さよりも配置が大切です。

洗濯動線、帰宅動線、身支度のしやすさ、収納するもの、湿気や空気の流れまで考えることで、使いやすい収納計画につながります。

ファミリークローゼットは、家族の衣類や持ち物をまとめられる便利な収納です。

一方で、何をしまうのか、どこで使うのかを整理せずにつくると、使いにくさにつながることもあります。

家づくりでは、収納を「広さ」だけで考えず、毎日の暮らしの中でどう使うかを想像しながら計画してみてください。

関連ページ

STORAGE / CONSULTATION

暮らしに合う収納計画を、相談してみませんか?

ファミリークローゼット、ランドリールーム、玄関収納、各部屋の収納など、収納計画は暮らし方によって最適な形が変わります。丸和ホームでは、ご家族の動線に合わせた収納計画をご提案しています。

※この記事は、富山で家づくりをご検討中の方に向けた一般的なご案内です。土地条件、建物形状、間取り、仕様、ご家族の暮らし方によって最適なご提案は異なります。詳しくは丸和ホームまでご相談ください。

1ページ (全2ページ中)