夏の暑さが少し和らぎ、心地よい風を感じられるようになるこの季節。
1日の終わりに、ふと外に出たくなるような、そんな「夕暮れ時間」を楽しむ工夫を、今回は【庭と外空間】の視点からご紹介します。
1. 夏の終わりは“外”が心地よい季節
真夏は「外に出るなんてとても無理!」という暑さが続きましたが、夏の終わり〜初秋にかけては気温も湿度も落ち着き、外で過ごすのにちょうどいい季節。
風が通るテラスやウッドデッキに腰をかけて、冷たいドリンクを片手に空を眺めるだけでも、気分がリフレッシュされます。
ご家族と一緒に過ごす“夕涼み”の時間を、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
2. 夕暮れを楽しむ庭づくりのアイデア
■ ガーデンライトで「光の演出」を
ほんのり明かりを灯すLEDガーデンライトや、ソーラー充電のポールライトを設置するだけで、雰囲気が一気に変わります。
安全面はもちろん、ナチュラルな間接照明としてもおすすめです。
■ ウッドデッキや縁側でくつろぐスペースを
玄関前やリビング横に設けたデッキスペースは、ちょっとした“第二のリビング”。
アウトドアチェアやラグを敷いて、簡易なカフェ空間にも変身します。
■ グリーンと過ごす時間を
植物の揺れる音や、土の香りはリラックス効果抜群。
オリーブやラベンダーなど香りの良い植物を取り入れると、夕方のひとときが特別なものになります。
3. 虫対策も忘れずに
夕暮れ時は、蚊などの虫が活発になる時間帯でもあります。
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防虫効果のあるハーブ(ミント、ローズマリーなど)を植える
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屋外用の虫よけアイテムを活用する
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照明は白色光よりも電球色(暖色系)を選ぶと虫が寄りにくい
ちょっとした工夫で、快適な夕暮れ時間を守れます。
4. 家族の時間が自然と生まれる空間に
テレビを消して、少しだけ外に出てみる。
沈む夕日に「今日も1日おつかれさま」と声をかけるように。
そんな、静かな家族の会話が自然と生まれる場所として、庭や外空間はとても大切です。
最近では「おうちキャンプ」や「外ごはん」を楽しむ方も増えています。
住まいと庭をつなぐ工夫が、暮らしをぐっと豊かにしてくれます。
まとめ:暮らしの中に、夕方という“ごほうび”を
忙しい毎日でも、夕暮れの時間だけはゆったりと過ごしたい。
夏の終わりは、そんな気持ちを後押ししてくれる季節です。
「外が気持ちいいな」「ここで過ごす時間が好きだな」
そう思える空間を、家づくりの中に取り入れてみませんか?
営業 宮本