
今回は、高岡市大手町で施工した『夜Cafe ぽんぷく』をご紹介します。
もともと宝石店だった空テナントを外装はそのままで内装だけをリノベーションしました。(↓↓↓空テナント↓↓↓)

始まりはここから!!
≪施主様の要望≫
・外装と内装の違和感のないような感じ
・落ち着いた雰囲気の空間
・小物を置ける棚が欲しい
・広いカウンターが欲しい
施主様の要望を聞いたうえで、施工スタート!(^^)!
【工程01】図面作成→現場墨出し

計画図面をもとにテープで大まかな位置決めをしていきます。
テープで大まかな全体像をつかんだら、次はいよいよ壁を配置していく!!
【工程02】壁下地配置→カウンター配置

壁のもとになるスタッドと呼ばれる鉄板を曲げたような物で、
壁の下地材に使われる!
カウンターは木で作っています。
【工程03】壁→天井

壁は、壁下地の上にPBを張っています!
壁に穴が開いている部分はコンセントがつく位置です。
この時点で穴をあけて位置決めをしています。
写真の壁は、カウンター席の背後になる部分で、掃除をする際に使う掃除機の電源をどこからでもとれるように3か所設けてあります。
天井は、もともとジプトーンというもので、縞模様の不規則な穴が開いたデザインのものでした。そこの上からベニヤ板を張っています。写真では、天井エアコンを設置しています!
この後に照明用の穴もあけています!
【工程04】天井リシン吹付

天井は、白を基調としたリシン吹付です。
リシン吹付とは、上塗り塗装材に骨材(小さな石や砂)を混ぜ、スプレーガンを使って吹き付ける塗装方法です。手で触るとザラザラとした感触の、細かい凸凹があります。
【工程05】壁紙

壁紙は、クロスの壁紙です。
写真は、厨房の背中になる部分で、外壁に少しタイル調が使われており、それと連動した形になっています。
他の部分は、鼠色で少しコンクリートのような模様のものを使っていて、落ち着いた雰囲気にしています。
写真では見えにくいですが、この時点で床も終わっています!床は、塩ビシートといわれるもので、耐水性に優れた床材のことです。
【工程06】完成


要望と照らし合わせて↓
・外装と内装の違和感のないような感じ
外壁の一部にタイルが使われており、その部分と同調するような形で厨房背面の壁紙をタイル調のクロスにしました。色は暗い色を選ぶことで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
・落ち着いた雰囲気の空間
照明器具は、スポットライトやペンダントライトのような一部を明るくするものを選び、明るすぎず暗すぎない空間づくりをしました。
・小物を置ける棚が欲しい
厨房背面には、造作棚を3段設け、それぞれにコンセントも付けました。そこには、小物や小さい電化製品など多様に使えるようにしました。
・広いカウンターが欲しい
お客様が使うカウンターは、約6m程あり、奥行は60㎝ありいろんなものを置けるようにしました。施主様は、ボードゲームもやられるため、広くて奥行のあるカウンターを作りました。
今回は、丸和ホームでリノベーションした物件の紹介でした!!